時 事 刻 々 

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「日本手話」で学校授業を ろうの生徒ら申し立て

2003年5月27日 共同通信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030527-00000195-kyodo-soci

 「文部科学省が、耳の不自由な人の間で一般的に使われている『日本手話』を学校教育に取り入れないのは教育を受ける権利の侵害に当たる」として、ろう学校の生徒や親ら107人が27日、人権救済申立書を日弁連に提出した。
 日本手話は、日本語を逐語訳する日本語対応手話とは異なり、独自の文法を持つ。日本語対応手話より、短く、正確に伝えることができるといい、ろう学校の生徒らが教育現場での日本手話活用を公式に要望するのは今回が初めてという。
 申立書によると、ろう学校では、聴力を最大限に生かすため、日本語の発声や聞き取りを行う「聴覚口話法」でほとんどの授業が行われており、高等部で一部、日本語対応手話が使われている程度。生徒間の会話に使われる日本手話は全く教えられておらず、理解する教師も少ないのが現状。(共同通信)

 

 

「日本手話」で授業して=人権救済を申し立て−ろう児ら107人が日弁連に

2003年5月27日 時事通信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030527-00000017-jij-soci

 ろう学校で「日本手話」による教育を受けられないのは憲法に定められた学習権などを侵害しているとして、ろう児と親の計107人が27日、手話による授業の実現を求め、日本弁護士連合会に人権救済の申し立てをした。
 申立書などによると、「日本手話」は独自の文法を持ち、ろう者にとっては第一言語だが、一般のろう学校では、日常的に聞こえない子供には理解できない「聴覚口話法」で授業が行われている。 (時事通信)

 

 

障害者の方に対する割引サービス「ハーティ割引TM(ふれあい割引)」を提供

2003年5月8日 NTTドコモ  http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/03/whatnew0508b.html

  NTTドコモ及びNTTドコモグループ8社は、携帯電話が障害者の方々の行動範囲を広げ、コミュニケーションを豊かにするツールとして幅広くご利用いただいていることから、更なる社会参加の一助としてご利 用いただけるよう、携帯電話の基本使用料等が割引になる、「ハーティ割引(ふれあい割引)」の提供を開始することについて、本日、総務大臣に届出を行いました。
 なお、概要は以下のとおりです。

「ハーティ割引(ふれあい割引)」の概要

  1. 割引対象サービス
    携帯電話(mova®、FOMA®)、パケット(デュアルサービスのライトプランのみ)
  2. 割引内容
     (1)基本使用量                                                                50%割引
     (2)付加機能使用料
    (iモード使用料、留守番電話サービス使用料等)    50%割引
    ※ 基本使用料割引後も無料通話分は減額されません。
    ※ いちねん割引等の基本使用料の割引サービスとの併用はできません。  ただし、ファミリー割引の回線数としてカウントされます。
    ※ 新規契約と同時にお申込みになる場合は、契約事務手数料が無料になります。
  3. 割引対象となるお客様
    身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかの交付を受けている方
    ※ 本割引サービスのご利用にあたってはお申込が必要です。
    ※ 割引対象となるのは、ドコモグループで1契約者1回線までです。
  4. 実施機関
     (1)受付開始 2003年8月21日(木)より
     (2)適用開始 2003年9月1日(月)より【10月請求分より】
                    ※ ただし、契約事務手数料無料は8月21日(木)より適用開始いたします。
                    ※ 9月末までの受付分は9月1日までに遡って適用いたします。
  5. お申込受付窓口
    全販売チャネル
    ※ ただし、一部販売店では携帯電話の新規ご契約との同時申込みのみの受付となります。

 

 

音声を文字化、数秒で表示 東大が障害支援システム

2003年5月8日 共同通信

 耳の不自由な受講者のため、講演の音声を専門の「復唱者」が読み上げ効率良くパソコンで文字化、受講者の端末に数秒間で表示させる支援システムの実験が、東大の本郷キャンパスで8日までに行われた。教育現場の「バリアフリー化」の試みの一つとして注目を集めそうだ。

 東大先端科学技術研究センターなどが開発。音声と文字情報はインターネットでやりとりするため、目の不自由な人や高齢者が、「復唱」を在宅の仕事として請け負うことも視野に入れているという。

 実験は6日、東洋文化研究所のシンポジウムで行われ、複数の参加者の音声を、システム開発に参加した札幌市の企業にインターネットで送り、復唱者が読み上げ音声認識ソフトで文字化。

 会場に送り返された文字が、聴覚に障害のある大学院生のパソコン上に表示されるまで、数秒だった。

 音声認識では、ソフトにあらかじめ声の特徴を登録しておくことが必要で、支援システムは専門の復唱者を介することで精度を向上させた。

 東大バリアフリー支援準備室によると、同大には身体に重度の障害を持つ学生が昨年度末現在で7人おり、うち聴覚障害は1人。

 支援準備室副室長で自らも全盲全ろうの福島智助教授は「代表的な支援方法は、これまで手話や要約筆記だった。今後は、それぞれのニーズに応じた支援の方法を考えていきたい」と話した。(共同通信)

 

 

映画「アイ・ラヴ・ピース」製作発表/松江

2003年4月16日 中国新聞  http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03041605.html

 愛媛県大田市とアフガニスタンを舞台に世界平和と障害者の触れ合いを描いた映画「アイ・ラヴ・ピース」の製作発表記者会見と、支援者への披露会が十五日、松江市千鳥町のホテルであった。十六日の撮影開始を前に、大沢豊監督(67)をはじめ、主な出演者とスタッフ十人が意気込みを話した。

 主演の忍足亜希子さん(32)は「言葉が通じなくても、心が通じ合う演技を見てほしい」。アフガニスタンから来日したばかりのアフィファ・アミリさん(10)は「私のように戦火で悲しい思いをした子どもがたくさんいる。代表で世界平和を訴えたい」と語気を強めた。NGO隊員役の宍戸開さん(36)や忍足さんの同僚役の佐藤康恵さん(24)、三船美佳さん(20)も「この映画をきっかけに平和につながる運動にかかわりたい」と話した。

 島根県内の子役オーデションで選ばれた大田一中一年の神田竜弥君(12)も元気よくあいさつ。大沢監督は「イラクもアフガンも一番苦しんでいるのは市民。平和の大切さや言葉がなくても通じ合う人間愛を描きたい」と決意を新たにしていた。

 

 

聴覚障害者のニーズを理解した対応を〜auの手話サポート

2003年2月19日  ZD Net  http://www.zdnet.co.jp/mobile/0302/19/n_syuwa.html

 auショップが首都圏11店舗でトライアルを開始した手話サポート。聴覚障害者のニーズを把握したスタッフが対応にあたるなど、「単なる通訳」で終わらないサービスを目指す

 auショップが首都圏11店舗で聴覚障害者向けの手話サポートを開始した2月3日の記事参照)。筆談では伝えきれなかった端末購入時のユーザーの希望や、端末機能の説明などを、ショップに設置されたテレビ電話を使い、リアルタイムな手話でサポートするものだ。

 試験運用の段階から手話サポートを行ってきたauショップ大手町には、これまで40人ほどの聴覚障害者ユーザーが来店。筆談では煩わしいと感じていたユーザーにも「相談しやすい店」として認知され始めているという。

 auショップが目指すのは、「単なる通訳ではない」手話サポート。手話を勉強中のショップスタッフがユーザーを出迎え、テレビ電話によるサポートは、7年前から聴覚障害者の活動を支えている「プラスヴォイス」のスタッフが担当する。

 聴覚障害者のユーザーはまず、PCの画面上に現れる手話による動画付きのメニューに従って、契約や機種選びを行う。メニューにあるコンテンツだけでは伝えきれない場合に、テレビ電話につないでリアルタイムの手話サポートを呼び出す仕組みだ。

 テレビ電話で対応するスタッフは、auの商品知識に詳しく、手話での説明を行えるプラスヴォイスのスタッフが常時2名待機。来店者との会話をショップスタッフにも把握してもらうため、説明は手話と発話で行われる。

 「単なる通訳ではない」のは、プラスヴォイスのスタッフが、聴覚障害者にとって重要な端末の機能を把握している点にある。音以外の着信通知にどのような方法があるのか、どうやって設定するのかなどを提案できるのが、利用者の安心感につながるという。

 この手話サポートは、「端末購入時だけでなく、使い方が分からなくなったときにも使ってほしい」とau関東支社営業部の中山将吾主任は話す。

 テレビ電話でのコミュニケーションは「初めのうちは動きがカクカクしていたが、最近では滑らかな動画で問題なくコミュニケーションできる」と、ショップに訪れた聴覚に障害のある女性ユーザー。すっかりテレビ電話のコミュニケーションが気に入って、たびたびショップを訪れるという常連だ。

 「筆談だと、伝わらないことは『まぁ、いいや』と思ってあきらめていました。料金プランや端末選びも、細かいところまで相談するのは面倒だった。今は、端末に詳しい人がいる安心感もあって、気軽に相談できます」。

 

auが手話サポートに乗り出す理由

 auが手話サポートを始めた理由は、聴覚障害者にKDDIのサービスの人気が高いためだ。

 「メールが相手に届いたのかどうかが分かるのが、私たちにはとても重要。耳が聞こえるなら、電話でリアルタイムに確認できますが、それができない私たちは、出先でメールが相手に届いたかどうかがリアルタイムで分かることが大事。出先で誰かに迎えに来てもらわなければならない場合、相手がつかまらなかったら、次の人──というように連絡しなければならない。そういうニーズがあるんです」(女性ユーザー)。

 聴覚障害者が携帯電話を使って行うコミュニケーションの基本はメール。しかし、普通に使われている携帯メールは遅延が起こる可能性があったり、相手に確実に届いたのか分からないなどの問題があった。

 そんな中、聴覚障害者のユーザーに人気が高いのが、同じくKDDIグループのDDIポケットの「Pメール」サービスだと中山氏。メールサーバを介さずリアルタイムにメッセージのやりとりができるからだ。同じように、au携帯の「Cメール」も、メッセージが高速に届くほか、相手に届いたかどうかが分かるので、最近利用者が増えているという。

 

聴覚障害者にとって、携帯電話は必需品

 携帯電話のメールがなかった頃は、出先での連絡手段が絶たれてしまうため「待ち合わせに急な変更があっても連絡できず、2−3時間待ってしまうこともあった」と来店していた女性ユーザーは昔を振り返る。そうしたトラブルを解消してくれる携帯電話のメールサービスは、聴覚障害者にとっての必需品だ。

 今後期待するのは携帯電話のテレビ電話機能だという。「手話は片手でもできるので、持ちながら手話でリアルタイムに会話ができたら……と思います。料金が安くなればいいな」。

 

 

産学共同開発   「従来より速く正確」
 標準発音で復唱→ソフトが音声文字化→点検手直し

2002年10月18日 asahi.comより(http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=3749

 15〜18日に札幌市で開かれる「第6回DPI(障害者インターナショナル)世界会議」に合わせ、聴覚障害者のために、講演者の話した言葉を字幕に自動変換するシステムが開発された。文字がスクリーンに映し出されるまで5秒ほどしかかからず、正確さも向上する。今後、講演だけでなく討論の場での利用も期待でき、世界的にも例のないシステムだという。大会初日と最終日に登場する。

 システム開発会社のビー・ユー・ジー(札幌市)と北海道大学電子科学研究所の共同研究チームに東京大学の伊福部達教授が協力し、開発した。

 現在、会議などでは、専門の要約筆記ボランティアが話の内容をパソコンに打ち込み、文字を映し出すのが主流だ。今大会も分科会はこの手法をとる。だが、文字化まで時間がかかったり、要約筆記者がけんしょう炎になるなどの問題もある。

 そこでチームは昨年、札幌市の助成を受け、話し手の言葉をより正確に再現できるようなシステム作りに乗り出した。

 新システムは、市販の音声認識ソフトを使い、文字化までに2回、「人の手」を介するのがポイントだ。講演者の声をそのままソフトに認識させず、専門に養成した人に同時に復唱させる。ソフトが、より標準的な声や発音を認識しやすい性質を生かした。たとえば方言や早口ではうまく認識できず、誤変換だらけになるという。

 さらに、文字化されたものをすぐに映し出すのではなく、いったん人の目を通し、誤字脱字や同音異義語などの誤変換を手直しする作業を入れた。昨年のプレ大会で試した際、識字率が90%だったことから、より精度を上げるために実施した。手直しすることで、講演者の話とほぼ100%同じに再現することに成功。一度文字化された文章を文節に区切り、5人で手分けして手直しするので要約筆記者の労力も減るという。

 同研究所は大会直前まで、同時復唱と要約筆記のボランティアが集まってテストを重ねる。同大講師の井野秀一さんは「大きな会議だと、ボランティアの人数もいるし、大変。でも30〜40人程度の小規模会議なら威力を発揮できるのでは」と言う。

 

 

手話で真心の接客を 帯屋町商店街女性部会が勉強会

2002年8月28日 高知新聞より(http://www.kochinews.co.jp/0208/020828evening05.htm)

  高知市帯屋町1丁目商店街振興組合の女性部会=水口奈緒美会長(47)=が、聴覚障害のあるお客さんと対話しようと、毎週金曜日に手話の勉強会を開いている。11月の「よさこいピック高知」に間に合うようにと7月末から始めたものだが、水口さんは「手話を通じて、商店街ならではの真心のこもった接客をしたい」と、よさこいピック後も勉強会を継続していく予定だ。

 きっかけは、衣料品店の店頭に立つ水口さん自身の体験。数年前、フリーサイズの服が入るかどうか心配していた耳の不自由なお客さんに「私の体を指さして、Lサイズでも十分入りますというと、大きくうなずいていただけて」。苦笑いしつつ、「あらためてコミュニケーションの大切さを実感しました」と振り返る。

 よさこいピックも近づき、今年こそ手話をマスターしようと女性部で提案。手話のできる水口さんの友人を講師に招き、毎週金曜日の午後4時半から、アベニュービル3階の空き店舗で基礎から学んでいる。

 このほど開かれた3回目の勉強会には8人が参加。「高知の観光には行かれましたか」「お土産にどうぞ」など、想定されるお客さんとの会話を懸命に修得していた。

 手話勉強会は一般の人の参加も大歓迎(1回の受講に1人100円必要)。問い合わせは、協同組合帯屋町筋(電話088・824・8830)。

 

 

宿泊関係者ら手話での接客学ぶ よさこいピック

2002年2月21日 高知新聞より(http://www.kochinews.co.jp/0202/020221headline09.htm)

  第二回全国障害者スポーツ大会(よさこいピック高知)で選手を受け入れる宿泊施設関係者らを対象にしたセミナー「接遇研修会」が二十日、高知市上町二丁目の城西館で開かれ、約百人がもてなしの心構えや障害者への接客技術を学んだ。県観光連盟などの主催。

 よさこいピック(十一月九―十一日)では、全国五十九選手団、約三千五百人の選手が県内約五十施設に宿泊を予定。セミナーは、受け入れ態勢の充実を図ろうと宿泊、交通関係者を招いて九年から年一回開いている。

 研修会では、松山市の社員教育会社の宮内美奈子社長が「もてなしの心構え」について講演。「笑顔は温かみのある言葉を生む」と話す宮内社長は、聴覚や視覚障害者にも笑顔を忘れないことが大切と強調。「特別なことは必要ない。日ごろ行っている心からのもてなしを」と訴えた。

 また、手話通訳士の前田真紀さん=高知市一宮=を講師に「お帰りなさい」「お休みなさい」など、手話を交えた会話術を練習。笑顔や発音、発声トレーニングなども行われ、接客のプロである参加者もあらためて笑顔の大切さを確認した。

 同連盟は「大会は、リピーター創出に向けた大きなチャンス。『もう一度来たい』と思ってもらえる受け入れ態勢を目指したい」と話している。

 

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