手話を身につける 

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手話は少数派、でも・・・

 『手話ができるようになりたい!』というお便りをいただくことが度々あります。特にドラマや映画に手話が出てきた後には多いです。とても良い傾向だと思っております。

 もし、今の日本人の英語力と同程度に【手話力】が身についたとしたら、おもしろいと思います。大きな声での会話ができない病院や図書館でも、会話を楽しむことができます。これまで少数派で立場の低かった聾者が、手話の先生として台頭します。

 

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習うより、慣れろ。

 その手話を覚える方法については色々とありますが、最も上達する方法は『身につける』という考え方で取り組むことです。よく手話講座などで『教えてもらう』という受身の姿勢が強く、なかなか上達しない人がいますが、これは教えてもらった事だけを忠実に再現するにとどまるからだと思います。

 子供が言葉を覚えていくように、自然に見聞きしたものを表現する。そのスタイルが良いと思います。テキストに書かれた文章を、教わった通りに表現できるようにするよりも、聾者や通訳の表現を見て、自分なりに覚え、そして多少自由な表現をすることが良いと思います。

 

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手話は言語。由来が大事。

 手話表現の多くには由来があります。例えば『花』や『木』などは形態模写のような表現です。ですからその由来をイメージしながら表現することで、より相手にも伝わりやすいですし、自らも表現しやすくなります。

 

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手話はどこで覚えよう?

 さて、実際に手話を学ぶための手段を教えていませんでしたね。いくつか方法がありますので紹介させていただきます。

 一つ目は、手話講座を受講することです。自治体が行うもの、企業が行うものなど色々とございます。レベルも初級、中級、上級と色々とあり、初心者は初級講座から始める事となっております。自治体等で行う講座では、将来の手話通訳者養成の色が強く、比較的安価で受講できるメリットがあります。さらに、運営には手話サークルが関与している場合が多く、講座修了後も手話を続ける環境が得られます。

 二つ目は、手話サークルに入ることです。サークルによっては講座修了者しか受け入れてもらえない場合もありますので問い合わせてみましょう。地域にサークルがあるかどうかわからない場合には、社会福祉協議会や市役所福祉課などに問い合わせてみるとすぐにわかります。サークルは個々に特色があり、実際に見学をしてみないとわからない部分がありますが、基本的にどこのサークルでも手話をしているには変わりありませんので、最初のうちはどこのサークルでも楽しいと思います。

 三つ目は、聾者と直接関わることです。例えば近所や職場に聾者が居る、聾者の居る場所にボランティアに行くなど知り合うきっかけは多々あります。最も知り合う確率が高いのは手話サークルに入ることかもしれません。そうして知り合った聾者から手話を教わるのではなく、一緒に遊んだり出かけたりして自然に『身に付ける』ことが良い方法です。こうして身に付けた手話は、基本的な文法を多少間違っていたとしても、しなやかで表現豊かな手話となり、聾者にはより伝わりやすいものとなります。つまり、頭で考えて表現するのではなく、身体で自然に表現することができるのです。

 四つ目はあまりお薦めしませんが、NHKの『みんなの手話』などのテレビを見たり、ビデオを見たり、本を買ったりして独学で学ぶ方法です。どれも平面的であまり良い方法ではありません。とりあえず手話がどのようなものかを知るには良いかもしれませんね。

 

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手話に親しもう。

 機会があれば、手話をしている人に『どのようにして始めたのか』や『どのような方法で覚えたか』聞いてみるのも良いでしょう。

 ちなみに、私はテレビで手話を見て指文字などを覚え始め、手話サークルに入って手話に直接触れ、そして聾者と飲みに行ったり、聾者との会議に参加したりするうちに身についていきました。環境としてはラッキーでしたね。

 

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