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平成17年4月:医療機器管理ソフトの開発 [研究目的] 医療の高度化に対して医療機器の存在は大きく、機器の機能や性能に対する評価がされてきた。近年は医療の安全確保は重要な課題であり、医療施設の評価・生存に重要で深刻な問題である。またコスト意識が重要視され、医療機器の運用管理にも対応が求められている。製造業ではQC (Quality Control)活動としてQCC (QC Circle)やTQC (Total QC)など品質管理が行われてきたが、医療現場でもQC活動は広がり、クリティカルパスや感染症対策など患者様に直接関わるものだけでなく、医療機器や医用材料など間接的に関わる物にまで及んでいる。医療機器のQCとして機器の定期的な点検と効率的な稼動を行うための情報管理が必要となるが、市販の医療機器管理ソフトは初期費用が高く導入の妨げとなっている。そこで我々はソフトの無料配布による医療の安全確保と経済効果を検討し、当該ソフトの開発を行う。無料ソフトの導入は低コストでの機器管理業務運営を可能とし、今後の臨床工学技士の地位向上に繋がると考えられる。
[研究計画] 申請者は上記目的の下、以下に示す計画に沿って研究を行う。 1)医療機器管理ソフトの基本要素の検討 コンピュータプログラムを作成する上で、下書きに相当するフローチャートの作成が必要である。物品管理工学や安全工学、医療の安全に対する政府指針などに基づき管理手法や集積情報の検討を行い、フローチャートを作成する。 2)医療機器管理ソフトの開発 前項にて作成したフローチャートに則り、医療機器管理ソフトのコンピュータプログラムを作成する。プログラミングはMicrosoft Windows用アプリケーションソフトMicrosoft Visual Basic®を用い、BASIC言語にて行う。また、ソフトのデータベース部分には安定性の高いMicrosoft Access®を用い、データベースの損壊危険性を低減させる。 3)ソフト配布と追跡調査 ソフトの配布にはウェブサイトを利用する。初回のソフト入手時のみユーザー登録を要請し、登録者にソフト配布用のパスワードを授与する。登録されたユーザーに対し、ソフト更新情報の提供や、ソフト利用上のアンケート調査、更にはソフトの詳細な評価などを依頼する。得られた情報は次のソフト更新の材料とする。また各依頼に対する回答は任意とし、無回答者に対してもソフト利用を継続しやすい環境とする。
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